米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発(2020220プレミアムコンテンツクリエーター向けデジタルテクノロジー企業であるPubMaticは本日、モバイルアプリ内広告のヘッダー入札の可能性を広げる「OpenWrap SDKをリリースしたことを発表しました。 OpenWrap SDKは、アプリパブリッシャー向けの軽量モバイルSDKであり、Prebidに基づいて構築されたサーバーサイドのヘッダー入札テクノロジーにより、複数のデマンドソースをシームレスに最適化します。 

PubMaticヘッダー入札機能はまだ初期段階の市場に、革新的なプログラマティックテクノロジーを提供します。 単一の統合ポイントにより広告主広告代理店、エックスチェンジ、およびブランドセーフティ―のパートナーなどネットワーク全体が、安定したクラウドベースの形式で利用できます。 

ドネットワークやウォーターフォールなどの非プログラマティックでは、複数のデマンドパートナーの統合、可測性要件への充足、また、パスバックの削減をする際に問題が生じます。その結果、複数統合によるSDKの肥大化やレイテンシの問題に直面するなど、モバイルパブリッシャーの技術的な問題が発生し、これらはすべてエンドユーザーエクスペリエンスの低下につながります。OpenWrap SDKは、このようなアプリ内広告手法の課題に対応します。 

従来のアドネットワークモデルから離れ、OpenWrap SDKによるアプリ内ヘッダー入札を採用することで、人気のあるスポーツリソースのアプリである「Scores App」*は、eCPMレートを2倍にし、CPM目標を35%上回るという驚異的な結果を得ることができました。また、Scores Appは、最初の8週間で5%の増分収益を獲得しました。 

ScoresAppCEO、Jim DeFalco氏は、以下のように述べています。 

OpenWrap SDKにより、新しいデマンドパートナーをシームレスに統合することができました。その結果、収益が増加し、非常に競争力の高いCPMが得られました。サービスとコンサルティングも抜群です。 PubMaticのチームとプラットフォームのおかげで、広告収益の管理に費やす時間を短縮し、質の高いアプリの開発と提供に専念できるようになりました」 

多くのアプリ開発者は、プログラマティックの専門知識と技術的専門性の不足のために、アプリ内ヘッダー入札ソリューションを独自に構築することに苦労しています。OpenWrap SDKにより、複数のデマンドパートナー統合や、可測性要件の充足、サーバーサイドのヘッダー入札技術によるユーザーエクスペリエンス低下改善など、困難な作業から解放されます。PubMaticのソリューションを活用することで、パブリッシャーは、パフォーマンスと収益を最大化し、統合かつ合理化されたテクノロジーを得ることできます」 

PubMaticのプロダクトマネジメント担当シニアバイスプレジデントであるNishant Khatri述べています。 

 * Scores Appアメリカのプロや大学生のスポーツのスコア、スケジュール、順位表を提供するアプリ