アプリ内ヘッダー入札で、「ウォーターフォール」の弊害を克服しよう

Post on May 8, 2019 by Kelvin Pichardo

Kelvin Pichardo Senior Director, Product Marketing

モバイル広告市場は、驚くべき急成長を遂げています。2020年までに、モバイル広告費にかかる支出は1,130億ドルを超え、従来のすべてのメディアを合わせた広告費を上回ると見込まれています。消費者はオンライン中の時間の約90%をモバイル端末上で過ごすようになっているので、広告主の多くが広告予算の大半をモバイル広告費に移行させているのです。ブランド広告主は、すでにデスクトップメディアで予算を最大限活かすためのプログラムツールの運用に慣れており、それと同じ購入テクニックをアプリでも応用しようとしています。こうした広告主の傾向は、最近、Forrester Consultingが行った調査で広告主の約90%がアプリ内予算を増やすと回答したことからも明らかです。

アプリ内ヘッダー入札は、いわゆる「ウォーターフォール」の弊害(主にレイテンシーとリアルタイムに在庫が把握できないことによる機会損失)を克服するためのツールとして、ますます重視されるようになっています。しかし、アプリ内ヘッダー入札が単なる「ウォーターフォール対策」を超えたメリットをブランドにもたらす力を秘めていることは、あまり知られていません。利用できるヘッダー入札が増えるに従って、アプリ開発者には売上を上げる仕組みだけでなく、より基礎的なソリューションやそれを供給する企業に注目することが求められるようになっています。

アプリ内ヘッダー入札で収益を増やす方法

ヘッダー入札の仕組みやワークフローを理解するのは簡単なので、ついつい「プログラマティックバイイングを介して予算をモバイルにシフトする」という最終目的を見失いがちになります。思えば、パブリッシャーはかつてデスクトップ広告の運用をヘッダー入札に移行するのに大変苦労していましたよね。当時、パブリッシャーの多くが、ヘッダー入札の仕組みが(広告サーバー呼び出し前にパラレルオークションが行われることも含めて)、ほんのファーストステップに過ぎないことに気づいたはずです。このファーストステップを経た上で、パブリッシャーたちは、最適なヘッダー入札のアプローチを求めて試行錯誤を繰り返したのです。そのおかげでアプリ開発者は、例えば最近PubMaticがリリースした「OpenBid」のような便利なソリューションを活用できているというわけです。

アプリ開発者が考慮すべきこと

プログラマティック・ファーストなソリューション

いくらアプリ内ヘッダー入力ができるソリューションだからといって、すべてのデマンドパートナーにアクセスできるわけではありません。しかしOpenBidを使えば、アプリ開発者は200を超えるDSP、ATD(Agency Trading Desk)、代理店取引、SPO (Supply Path Optimization)やパートナーからのデマンドへアクセスすることができ、ブランドから予算を獲得するきっかけをつかむことができます。さらに最近では、信頼できるインベントリとしてPMP(プライベート マーケットプレイス)がバイヤーの注目を集めていますが、アプリ開発者はOpenBidのようなソリューションを使うことによって、プログラマティックダイクレトや、セットアップ、管理、トラブルシューティングに役立つツールにアクセスできるようになります。

サーバーサイドパラレルオークション(ヘッダー入札)とクラウドベースのパートナーマネジメント

ヘッダー入札によって収益を最大化するには、変化しつづける収益化のチャンスに迅速に対応する機能が欠かせません。デマンド側パートナーにサーバー側のアドコールを並行して行えば、開発者はリアルタイムの価格設定データでインベントリに対する競争を激化させることができ、「ウォーターフォール」の弊害を克服することができます。またクラウドベースのUIを使ってデマンドパートナーを管理することによって、デマンドパートナーを追加又は削除してパフォーマンスを管理することもできます。なお、以上の操作はいずれも、SDKや開発リソースの追加、あるいはApp StoreやGoogle Playへの送信なしに実行することが可能です。

ユーザーエクスペリエンスの最適化

アプリ開発者にとっての最優先事項は、ユーザーを獲得・維持することですが、アプリの使い勝手が悪いとユーザーは離れていってしまいます。これを避けるためにも、アプリ開発者はOpenBidのような簡易なソリューションを選ぶ必要があります。OpenBidの場合、デマンドパートナーはサーバー側に追加されるため、パートナーの数がアプリのファイルサイズに影響を及ぼすことばありません。

また、サーバー側のアドコールと応答は、パスバックなしで数ミリ秒以内に完了するため、コンテンツの読み込み時間が大幅に短縮されます。さらに、アプリ外での調整やアドコールのような作業はサーバー側で行われるので、ユーザーのモバイルデバイスの処理能力やバッテリの寿命、ネットワーク容量への負担も軽減されます。

次にすべきことは?

つまり、PubMaticのOpenBidのようなソリューションをうまく活用すれば、アプリ開発者はアプリ内のプログラマティックによる入札で起こりがちな問題を回避し、より多くのプログラマティック広告費を獲得することができるということです。OpenBidの具体的な活用法にご興味のある方は、お気軽にこちらよりご連絡ください。