2020年5月20日

セクション1 – 広告行動ガイドライン   

本ポリシーは、当社のデマンドパートナーを対象とします。PubMaticのデマンドサービスおよびプラットフォームを使用するには、デマンドパートナー契約を締結し、本ポリシーに従うことに同意しなければなりません。PubMaticは本ポリシーを予告なく改定する権利を保有します。

  • 広告はエンドユーザーによる働きかけなしに、エンドユーザーをパブリッシャープロパティーのコンテンツから別のページにリダイレクトすることはできません(言い換えると、エンドユーザーが広告を明確にクリックまたはタップしない限り、ブラウザーを別のページに誘導することはできません)。この制限事項には、モバイルデバイス上におけるアプリストアへのリダイレクトも含まれます。
  • インバナー動画(IBV)は禁止されています。動画広告、クリエイティブは例外なく、動画マネタイズの対象と認められている広告ユニット、インベントリーにしか表示できません。
  • 広告クリエイティブの自動再読み込みは認められていません。デマンドパートナーは1つのメッセージを表示することしか認められておらず、読み込み後に再読み込みすることはいかなる場合も禁止されています。
  • 広告はポップアップウィンドウ、JavaScriptのダイアログなど、周囲のパブリッシャープロパティーコンテンツを覆い隠す機能を生成することはできません。ユーザーが広告をクリックした場合に広告が新しいウィンドウを生成することは認められています。
  • ポップアンダーは固く禁じられています。オリジナルの広告から追加で生成されるウィンドウ、メッセージも同様です。
  • 最初から拡大可能と認められている広告ユニットを除き、適用されるガイドラインで指定された広告スロットのサイズ以上に広告を拡大することはできません。
  • ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木馬、マルウェアなど、ほかの関連ソフトウェア、ハードウェア、コンピューターシステム、ネットワークを混乱させたり無効化したり、あるいは損害を与えたり妨害したりするために設計された、悪意あるコンテンツおよびコードを広告に含むことはできません。また、ユーザーの働きかけなしに(マルウェアによって)実行可能ファイルをダウンロードすることもできません。
  • 広告は偽のクリックなど、エンドユーザーによる操作を偽装してはなりません。
    広告はエンドユーザーの明確な同意なく、エンドユーザーに影響を及ぼす動作を開始できません(SMSによるメッセージ送信を促す、アプリをインストールする、課金を開始するなど)。
  • 広告クリエイティブが供給されないインプレッションを獲得、登録した結果の広告エラーは禁止されています(VASTあるいはVPAIDタグを使用した結果のVPAIDエラーなど)。
  • クリエイティブはすべて、広告主のドメイン、自動再生動画、クリック再生動画、エキスパンド広告などの属性を明確にしなければなりません。
  • CTVデバイスをターゲットにした広告は、大画面テレビでの表示に適したSD、HDフォーマットでなければなりません。低解像度のフォーマット(720 x 480p以下)、低フレームレートのフォーマット(30fps以下)は認められていません。

セクション2 – 広告、ランディングページのコンテンツガイドライン

PubMaticデマンドサービス、PubMaticのプラットフォームを通じて供給される広告はすべて、ユーザー体験、サプライパートナーの品位を守り、既存の規制のフレームワークに従うための品質基準を満たしていなければなりません。PubMaticは本ポリシーを予告なく改訂する権利を保有します

2.1 広告、ランディングページの禁止カテゴリー

禁止カテゴリーはパラグラフ2.2で後述する制限カテゴリーと異なり、一部地域では合法であっても、違法とされる地域もあるコンテンツを対象とします。セクション1で前述した要件に加えて、以下に挙げるコンテンツを含む(ただし、これらに限定されるものではありません)クリエイティブコンテンツはPubMaticデマンドサービスを介してパブリッシャープロパティーに供給されません。

  • 広告クリエイティブまたはランディングページ内の成人向け広告コンテンツ。全裸、性行為の描写、記述など。
  • ユーザーにソフトウェアをダウンロードさせるため、Flash、Javaプレイヤーなどのサードパーティー製プラグインが旧バージョンだと伝えるメッセージ。
  • 露骨あるいは過剰な暴力。
  • あらゆる言語における冒とく的な言葉。
  • 違法薬物あるいは規制薬物を宣伝するコンテンツ。州法で合法とされている地域であっても、医療用大麻、嗜好(しこう)品としての大麻の広告は禁止します。
  • 特定の集団、組織、個人に対する嫌がらせ、いじめ、脅迫などを助長または奨励する広告コンテンツ。
  • 差別的な広告コンテンツ。人種、民族、国籍、宗教、障がい、性別、年齢、性的指向による差別を助長するコンテンツなど。
  • 虚偽の、または詐欺的な広告コンテンツ。
  • 犯罪行為および違法行為を推奨する広告コンテンツ。絶滅危惧種に由来する商品、海賊版のソフトウェアやデジタルゲーム、偽造品などを宣伝する広告コンテンツを含みますが、これらに限定されるものではありません。
  • ランディングページは、ユーザーの同意なしにソフトウェアを自動ダウンロードできません。
  • ランディングページは、ユーザーが通常のブラウザー操作でページを離れられるものでなければなりません。確認ダイアログの生成は禁止されています。
  • デマンドパートナーは、広告表示を唯一または主要な目的とするランディングページまたはサイトに広告を表示するためにパブリッシャーインベントリーを購入してはなりません。

2.2 広告、ランディングページの制限カテゴリー

制限カテゴリーの対象となる広告コンテンツは、一般的に違法とはみなされないものの、広告コンテンツの性質、クリエイティブ内での文脈によっては、禁止事項と見なされるおそれがあるコンテンツです。以下に挙げるコンテンツを含む(ただし、これらに限定されるものではありません)広告コンテンツは制限の対象となる場合があります。

  • 一部の成人向けカテゴリーの広告を受け入れるインベントリーパートナーもあります。これらのカテゴリーには、出会い系サイト、下着、ストリップクラブ、成人向け商品などが含まれます。
  • 当該のギャンブルの広告が合法とされている地域をターゲットとし、責任あるギャンブルに関する情報をランディングページに表示するなど、法律で定められたランディングページまたは文言が用意されている場合、ギャンブルの広告は認められます。ただし、未成年者をターゲットにすることはできません。
  • 未成年者をターゲットとせず、広告の表示が明示的に認められている国のエンドユーザーのみをターゲットにしている場合、以下に挙げるカテゴリーに当てはまるアルコール関連の広告は認められます;ビール、ワイン、日本酒、蒸留酒、シャンパン、酒精強化ワイン、ノンアルコールビール、ノンアルコールワイン、ノンアルコール蒸留酒。
  • オンライン薬局の宣伝、処方箋医薬品の販売は禁止されています。ただし、ターゲットとする地域において関連する法律、規則、規制で許容される範囲であれば、製薬メーカーの広告は認められます。

2.3 米国に居住する13歳未満の児童を対象としたパブリッシャープロパティーのコンテンツに広告を供給する際の制限;COPPA

パブリッシャーは、当社の入札リクエストで送信される2つの規制フィールドのいずれかで、パブリッシャープロパティーコンテンツの一部を13歳未満の児童向けあるいは13歳未満の児童が利用するコンテンツとして指定できます。その2つとは、(1)『COPPA』、(2)『regs.ext.s22580』です。regs.coppaフィールドは、そのパブリッシャープロパティーに供給されたインプレッションには米児童オンラインプライバシー保護法(「COPPA」)が適用されることを示すために、パブリッシャーが設定するものです。同様に、regs.ext.s22580フィールドは、そのパブリッシャープロパティーに供給されたインプレッションには米カリフォルニア州事業及び職業法セクション22580(「BPC 22580」)が適用されることを示すために、パブリッシャーが設定するものです。デマンドパートナーにはCOPPA、BPC 22580に従う責任があります。

2.4 入札応答に関する要件

  • 「広告主」の実体が、供給された広告の広告主に伝えることなく、任意のクリエイティブを供給するアドネットワークのような存在だった場合、入札応答のリストから外します。
  • モバイルおよびデスクトップインベントリーについて、PubMaticデマンドサービス経由でパブリッシャーインベントリーに入札する場合、入札応答にはクリエイティブIDなど、すべての必須項目を記入しなければなりません。CTVインベントリーの場合、入札応答には前述の項目に加え、広告主のドメイン、広告主のカテゴリーを記載しなければなりません。
  • 同一のクリエイティブIDで供給される広告はすべて、同一の広告主のもでなければなりません。デマンドパートナーは、1つのアドネットワークまたは同様の法人から供給される実質的に異なる複数の広告に同じクリエイティブIDを使用できません。クリエイティブIDは実際に供給されたクリエイティブの広告主を表すものでなければなりません。ただし、同じ広告主が同じクリエイティブIDで異なるクリエイティブ処理のA/Bテストを実施することは認められます。同様に、同じ広告主による「動的なクリエイティブの最適化」や少し異なるリターゲティングのテストも認められます。
  • バイヤーはOpen RTBのimp.、battr.など、入札リクエストに記載された広告コンテンツ、フォーマットの制限事項に従わなければなりません。CTVインベントリーの場合、バイヤーはOpen RTBのbidrequest.badv、bidrequest.bcatで規定されたカテゴリーおよび広告主の制限事項に従わなければなりません。
  • PubMaticの書面による事前の特別許可がない限り、デマンドパートナーはPubMaticデマンドサービスから受け取った入札リクエストを直接的または間接的なセラーのインテグレーションによって、別のSSPまたはアドエクスチェンジ(PubMaticのエクスチェンジを含む)に転売できません。

セクション3 – 例外 

デマンドパートナーが本デマンドポリシーの例外を求める場合、以下の通り同意するものとします:

  • デマンドパートナーは、例外の性質を合理的に詳述した書面(電子メールも可)、クリエイティブコンテンツのコピー、PubMaticが合理的に必要とする補足資料を提出するものとします。
  • PubMaticが書面で例外を認めた場合も、デマンドパートナーは本広告品質ポリシーに違反するクリエイティブコンテンツに対する全責任を負うものとします。
  • デマンドパートナーはPubMaticとその関連企業、経営陣、役員、従業員、代理人(「補償当事者」)を(a)デマンドパートナーによる本広告品質ポリシーの違反(例外が認められている場合を含む)、(b)関連する法律、規則、規制の違反(例外が認められている場合を含む)、(c)第三者の知的所有権の侵害または不正使用(例外が認められている場合を含む)に起因または関連する第三者請求、第三者賠償責任(合理的な弁護士費用、訴訟費用を含む)から守り、補償し、損害を与えないものとします。