ケーススタディ: IDENTITY HUB IN ACTION

朝日新聞が、PUBMATICIDENTITY HUBで収益性を改善

PubMaticのIdentity Hub導入により、朝日新聞のプログラマティック広告の収益性が最大55倍上昇。

課題

「朝日新聞」は、国内で1日平均516万部の朝刊を発行する日本の全国紙五紙のうちの一紙です。朝日新聞は、プログラマティック広告を収益化向上のために活用しており、同社にとって重要な収益源となっています。

オーディエンスのアドレサビリティの実現により、プログラマティックのメディアバイヤーがパブリッシャーのオーディエンスを認識することで入札が増加し、パブリッシャーは収益性を、バイヤーはキャンペーンのパフォーマンスを最大化できます。そのため、アドレサビリティを可能にする適切なIDソリューションがなければ、バイヤーからの広告費の削減が予想されます。

2022 年までに、ChromeブラウザのサードパーティCookieを段階的に廃止するというGoogleの計画を受けて、朝日新聞は、代 替のIDソリューションを探し出す必要がありました。サードパーティCookieが廃止後のアドレサビリティの課題を長期的に改 善するため、同社はPubMaticの提案を受けました。

ソリューション

PubMaticのIdentity Hubにより、パブリッシャーはプログラマティック広告の収益性を改善し、デマンドパートナーは、アドレ サビリティの改善により、キャンペーンのパフォーマンスを向上させることができます。

Identity Hubは業界をリードする信頼性の高いPrebidにより構築されており、使いやすいUI、分析、クライアントサポートを備 えているため、パブリッシャーはデバイスやプラットフォームの制限を受けず、複数のIDを簡易にサポートが可能となり、バイ ヤーはパブリッシャーのオーディエンスを認識でき、それに応じて入札できるようになります。

朝日新聞は、Identity Hubを使用し複数の代替IDを迅速かつ効率的に採用し、追加費用なしでプログラマティック広告の収益性 を上昇させることができました。また、セルフサービスツールの利用により、朝日新聞はIdentity Hub上で使用できる各IDソリ ューションの有効性をテストおよび学習することができました。

Identity Hubは、ほとんどのIDパートナーと統合が可能で、現在、IDソリューションパートナーをさらに追加しています。

*2021年3月のデータより
1ID有とID無のクッキー無しのウェブトラフィックにおける収益性(geCPM)**を比較した際の、ID有の場合のID無に対する平均上昇率
2ID有とID無のクッキー無しのウェブトラフィックにおけるフィルレートを比較した際の、ID有の場合のID無に対するフィルレートの平均上昇率
3ID有とID無のクッキー無しのウェブトラフィックにおけるフィルレートを比較した際の、ID有の場合のID無に対するフィルレートの平均上昇率
**geCPM: gross eCPMの略で「収益÷総リクエスト数x1000」で算出。収益性を見る指標としてここでは活用