PubMaticの広告品質に関する取り組みについて

Post on February 1, 2018 by Daisuke Niwa

Daisuke Niwa
Senior Advertiser Solutions Manager
Japan

昨年、日本のアドテクノロジー業界でもっとも議論されたのは、「デジタル広告の透明性」とその検証の必要性についてだったのではないでしょうか。

プログラマティック広告は「運用型」広告とも言われ、ともすれば純広告で売れ残った大量のインプレッションを、いかにターゲティングして効率よく買い付けるかのみが問題視されてきました。

そのため、「配信された広告が実際にユーザーに見られているのか」というビューアビリティの問題や「広告が自社のブランディングにふさわしいサイト、コンテンツに配信されているのか」というブランドセーフティに対する問題意識は、特にクリックとコンバージョンを重視する日本のプログラマティック広告の文脈では、若干軽視される傾向があったのは否定できません。

しかしながら、現場でさまざまな立場でプログラマティック広告に関わっている方々とお話しすると、この傾向もついに変わろうとしているのだと強く感じます。広告会社、トレーディングデスク、DSPといったデマンドサイドのお客様から、PubMaticが広告インプレッションの品質を担保するために、どのような対応をしているのかというご質問をいただく機会も増えてきました。

そこでこの場をお借りして、PubMaticの広告品質に関する取り組みについてのご説明をさせていただきます。

広告枠の品質保証

PubMaticは、広告枠の品質を保証するために専門のチームを保有しています。媒体社の新しいサイトを配信先に追加する際には、このチームが第三者のツールを使用して当該サイトのコンテンツについて品質を測定し、基準に満たないものは広告配信をお断りしています。
また、同じく第三者のツールにより、すべての広告枠のアドフラウド率を日々モニタリングし、アドフラウドを発生させている媒体社に対しては、契約解除を含む厳しい対応を取っています。

それに加えて、1インプレッションの価値が特に高いと考えられる動画広告については、広告リクエストをDSPに送る前にリアルタイムで測定を行い、フラウドインプレッションと判断した場合にはリクエストを破棄しています。

広告詐欺防止プログラム

メディアバイヤーがMRC(Media Rating Council)認証された計測ツールにもとづいて測定を行った結果、PubMaticを経由して配信されたインプレッションにアドフラウドがあったことが明らかになった場合、バイヤーはそのインプレッションについて返金を受けることができます。

ads.txt

ドメインスプーフィング(ドメインのなりすまし)を防止するため、ads.txtは日本でも急速に普及しています。DBM(DoubleClick Bid Manager)を含むいくつかのDSPは、媒体社のサイトに設置されたads.txtに明記されていないサプライパートナー経由ではインプレッションを購入しないことを決定しています。PubMaticはこのプログラムについてグローバルでのサポートを表明しており、日本でも取引関係にあるすべての媒体社にads.txtを実装するよう推奨しています。

PubMaticは「パブリッシャーファースト」という言葉にある通り、媒体社のためにサービスを提供しているベンダーですが、それは決してデマンドサイドを軽視しているということではありません。

私たちは、パブリッシャーに対して最適なサービスを提供することが、メディアバイヤーの皆様によりよい広告インプレッションをお送りすることにつながることを強く信じており、それに対して技術面、ビジネス面での投資を行っております。
今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。