Meet PubMatic Japan Team:

Professional headshot of Michiteru Hirose
By Michiteru Hirose, Country Manager Japan
September 10, 2019
2019年9月にパブマティックの日本法人のカントリーマネージャーに就任

2014年にサプライサイドの新規顧客の開発担当としてパブマティックに入社した際は、日本法人のカントリーマネージャーに就任するなんて全く想像もしていませんでしたし、なれるとも思っていませんでした。その後、新規以外に既存顧客向けの営業も兼務するようになり、ディレクターというタイトルを任命された時でさえ、正直タイトルを持て余していました。今思えばプレイヤー視点でしか仕事をみていませんでした。ただ、カントリーマネージャーが長期に渡り不在となり、必然的に日本チーム全体をまとめる仕事をするようになり、折々に触れ本社やAPACのリーダーシップと話をすることが増えていきました。そしてふたつの気持ちが芽生えました。ひとつは現状のチームが素晴らしいので、新しいカントリーマネージャーが外部招聘されることで現状の良い状況が変化することへの懸念。もうひとつはこれまで考えてもみなかった上昇志向です。少しずつカントリーマネージャーという仕事ができるのではないかという自信と、やりがいを持てるようになってきたのかもしれません。そして、自分からカントリーマネージャーに挑戦したいと上司に話をしました。会社はそれを快く受け止めてくれ、カントリーマネージャーになるための、評価方法やプロセスを提示してくれました。結果、本社とAPACの上司からカントリーマネージャーのオファーを受けた時は嬉しかったですね。会社には感謝しています。

カントリーマネージャーとして、自分にとっての強みは?

一番の強みは、現在の日本のチームメンバーと付き合いが長く、各自の長所をよく理解していることだと思います。現在、私を含めて6名という小さいチームですが、全員3年以上の社歴をもっており、それぞれが経験豊富でプロフェッショナルです。あまり大きな声では言えませんが、外資でそれなりの経験を持っている人は、本人が認識しているかどうかは別として、非常に個性的です。それを動物園と表現する人もいます。個性豊かなメンバーを自然体でまとめることができるこれが私の強みだと思っています。また、このチームだからこそ、カントリーマネージャーになりたいと思ったとも言えます。

私自身、デジタル業界でのキャリアは15年近く、デマンド/サプライ、両サイドの立場を経験し、デジタル広告や日本市場の知識を有していることも、初めての挑戦であるカントリーマネージャーとしてやっていけると思えた自信の基盤となりました。

採用について

今、東京オフィスでは、技術サイド1名、アカウントマネージャー1名を募集しています。先ほど申し上げたように日本法人は小さな組織なため、このぐらいの規模の外資系企業だと、一定の戦力レベルに達するまで、またチームと馴染むまで本人も既存メンバーも苦労することも少なくありませんが、この5年でチームは成熟し、1番社歴が浅いメンバーでも丸3年です。外資のアドテク企業でこのような形のチームはあまり見ないですし、個人の裁量を最大限に活かして仕事をしてもらっています。能動的なキャッチアップが前提ではありますが、新人に対し手厚いサポートができると思います。また、グローバルチームとの関係がフラットで相談しやすい環境が整っているため、課題や問題発生時、または新しいプロダクトについての質問など日本チームで解決できない場合、アメリカ、APAC、EMEAなどにいる同僚に対して直接気軽に問い合わせることができることは、社としての風通しの良さといいカルチャーの代表例です。ぜひ外資が初めてという方にも応募してほしいです。日本企業にないカルチャーに飛び込んでみたい、アドテクに興味がある方、ネイティブ並みの日本語力とビジネスに使える英語力があれば歓迎です。ちなみに英語は私が一番へたくそです(笑。

リーダーとしてのタイプは?

基本的に私自身は個人の個性や経験、考え方を尊重します。チームメンバーの希望や実施したいアイデアをサポートし、チームのターゲットやミッションを達成する為に必要な事を協調性や調和をもって前に進める、調整型のタイプだと自認しています。

よく外資企業でイメージされる、強いリーダーシップを以ってチームを引っ張るというタイプではないので、本社のグローバルチームには、もっとお前がチームを鼓舞してひっぱっていけ!と言われるときがあり、勉強中です。。

お客様へのメッセージ

昨今のヘッダービディングの普及により、国内外でのサプライサイドプラットフォーム(SSP)自体がコモディティ化しパブリッシャーのマネタイゼーションは以前と異なるフェーズに突入しています。PubMaticをどう差別化してお客様にご提案、採用して頂くか、グローバル企業のメリットである最先端のプログラマティック広告の活用を意識し営業活動を行うことが、ますます重要になってきていると実感しています。

日本市場では、この5年で多くのWEB系のパブリッシャー様に当社を採用していただくことができました。これをアプリ、動画、OTT、CTVなどの新しい領域に展開して、新分野のお客様にも採用頂けるように市場を開発、拡大しかつ、当社のブランディングもしっかりしていきたいと考えています。現状、それぞれの領域で大手プラットフォーマーも含め各社勢力を伸ばしておりますが、プログラマティック広告視点で考えれば、当社が日本市場に参入した2014年頃、日本はWEB広告においてアドネットワークが全盛でプログラマティック広告を活用できているパブリッシャーは少数でした。しかし、今は多くのパブリッシャーの収益モデルはプログラマティック広告を中心に設計されています。そのマーケットの変化を実体験しているため、この波が新しい分野にも拡大すると確信しています。

日本法人のカントリーマネージャーとして、新分野のパブリッシャー様や開発者様、また広告主様や代理店様にプログラマティック広告のさらなる活用についてご理解、ご活用いただけるよう尽力し、業界発展に寄与して参りたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 

廣瀬 道輝のプロフィール:

出身は?

埼玉県蕨市で生まれて、千葉県や茨城県の田舎エリアで育ちました。子供の頃は野山で昆虫やカエルを追いかけ、動物とたわむれる野生児でした。田園風景を見ると癒やされます。

PubMaticに入社したのは? 

2014年11月です、今年で満5年です。

PubMaticに入社する前の仕事は?

2004年にアイレップに入社し、サーチエンジンマーケティングの業務に就いたことが、デジタル業界のキャリアを築くきっかけとなりました。その後、シーサーにてブログメディアやアプリ開発における広告営業や、マリンソフトウェアの営業職を経て、PubMaticに入社しました。

今、仕事以外で夢中になっていることは?

ライフワークはももクロです!コンサートやイベントに、年に数回は必ず馳せ参じています。ちなみに、私の持ち物の多くが黄色であるのはそのあたりを意識している説があります。また、最近ゴルフを再開しました。なぜなら奥さんとの共通の趣味になっているからです。奥さんはレッスンに通っているのでスコアを抜かれる日も遠くない気がしていますが、末永く楽しみたい趣味のひとつですね。